ここんところ、更新といえばこのブログにちまちまと「らくがき」を投稿しているぐらいで、まさに「らくがきブログ」と呼ばれても仕方ない状況です。
たまに書き込めば「復活した?」と思われるかも知れませんが、もうしばらく続きそうです。
傾向として、仕事が急がしすぎる時ほど、(また)別の何かに没頭してしまうという(いけない)性癖のある私なわけですが(現実逃避か?)、今度はやや違って、少々仕事がらみでもあったりします。
実は今、仕事関係で新しいホームページをこしらえています。しかも2つも……
というのは、職場関係のとあるグループ(職場そのものではない)でHPを立ち上げようという計画を立てたのが夏の初めのこと。関係者も多く、公(一応ね/笑)の団体でもあるので今までのように私自身の手前勝手なイメージと勢いで作りたくはなかったことから、いろいろ細かいところを見当しながら進めていくつもりでした。
しかし、得てして「文殊の知恵」ってやつはうまく機能しないのが世の中の常というやつで、作業用(関係者専用)Webスペースに掲示板を設置したりして、「サンプル作ったから意見を出して?」とか、「知り合いで手伝ってくれそうな絵師が居たら紹介して?」とメンバーに訴えかけても無しの礫(つぶて)です。
もともと自分の興味、あるいは造詣の浅い事柄にはあまり手を出そうとしないのが人間の性なのか--というよりも私を含めてみんながみんな忙しいというのが当たっていそうですが--そういった理由で現実、あまり進んでいませんでした。
これではいけない、と少し強引に進めようと思い始めていた頃に、
「そろそろウチにもHPを作ってくれないか?」
職場の上司からの一言。
遅い、あまりに遅すぎる。
職場が名前を変え、新しい組織で再スタートしてから既に7年目になります。今のご時勢、きちんとした組織でHPも持たないのはどうか? というのは誰もが考えることで、まがりなりにも販売事業も行っている職場でHPも持たないというのは信用度の面でもマイナス以外の何者でもありません。
だいいち、販売なら費用対効果が圧倒的に違います。もっとも、悪質なHP作成代行業者にひっかかったり、あるいは当方の認識が低すぎて打ち合わせや手直しにバカみたいに浪費したりして結果的に初期導入にお金がかかった場合は別ですが。
というわけで作成することになりました。
この機会だから多少お金はかかってもHP作成代行業者を入れるのもいいかも、と雑談まじりの打ち合わせをしていた際にその辺を匂わせましたが、そんなにお金をかけたくないという雰囲気です。どうも、こういったITビジネスというか、それに付随する技術に対する評価が低いように思われます。それはそれで大変なんだよ?
もっとも、業者を入れたら入れたで、私も手を出さないわけにはいかず、結果的に馴染みのないコードを前に苦労させられるのには変わりはなかったのですけどね。perl なんかで組まれたら私にも手が出せないし、立ち上げまでは仕方ないにしても、月々何万もかけて業者にメンテナンスを頼むつもりはなさそうです。
妥協案として、ワードやレイアウトソフトで作ってくれた文面、紙面をそのままhtml形式に私が仕立て直すというのはどうだろう? と提案もしてみたが、それも却下になった。それなら私がするのは単純作業だし、細かい(要望、イメージを形にするという)手直しの苦労は半減すし、見栄えがどうこうという問題は、私の責任ではなくなる。何より私ひとりじゃなくなるじゃないか。
ねえねえ、みんなで作っていきましょうよ。個人HPじゃないんだしさぁ?
と、まあこんな経緯もあって、実際には「とりあえず」私が作って、それから気になるところは検討して手直し、という流れになった次第。
とにもかくにも、既に最初の団体用HPは作りかけていたわけでもあるし、同時平行とはいえ、この機会に今の自分のHPで残っていた懸案事項も解決しちゃえと、当の最初から携帯対応、バリアフリー仕様のHP作成に入ったわけです。
基本的なシステムやライブラリ(みたいなもの)はこの「The Blue and Violet Storys」でだいたい形にはなっており、曖昧ながらモジュール化されているので、スキン関係(これは苦労しそう)やコンフィグファイルのパラメータを多少変えるだけで土台はすぐに立ち上がります。
本当はまだまだ未完成だし、今のHPのイメージに引きずられて似たようなものになってしまうのはアレなので、これ(自分では「SXシステム」と呼んでいる)は使いたくなかったのですが、 この期に及んでは仕方ないといったところ。
せめて見かけ上は雰囲気のまったく異なったものに仕上げてあげないといけませんね。(もっとも、黒っぽい背景のこのHPのスタイルを公のHPの参考にするわけにはいきませんけど)
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