動機は、先日の記事でも書いたとおり、現在構築中の2つのHPで、その作成の傍ら、ようやく興味をもってくれた同僚が携帯で閲覧してくれた際、の「真っ白だったよ」という報告です。
ちなみに、私の使っている携帯はau(=ezweb)で、その同僚はSoftBankです。
まぁ、トラブルはこの手の取り組みにはつきものなので、いよいよ本格的に原因究明と問題の解決に踏み出したわけです。
そのこと自体は、手間(と苦労)はかかったもの、ちゃんと表示されるようにはできました。単に、SoftBank(vodafone)やi-modeで使えるタグに制限が強く、その点auは優秀というか、ユーザーに優しかった、というだけなんですけどね。(auならほとんどのPC用のサイトであってもある程度は表示してくれそうです)
ただ、今回はそれが本題ではなく、いろいろ携帯側の仕様を調べた結果、最近の携帯だとXHTML仕様であれば規格の統一(正確には「XHTML-Basic」というものらしい)が進んでいて、各社の携帯キャリアの違いを意識しなくても済むことになりそうだ、ということが分かったことです。
今は簡易なタグのみを使って携帯用のHTMLを表示させているけど、今後のためにXHTML仕様で作っていけた方がよさそうだ。
もちろん、携帯用のスキンのみをXHTMLにするのは順序が逆、ということで、PC用のスキンを先にXHTML仕様にすべく、作業に取り掛かった次第です。
一応、このブログ(BlognPlus)を使うようになり、同時にphpを扱いだしてからは改行タグ(<b />)の最後の"/"は何? という疑問から始まり、それなりに気を使いながらスキンやスクリプト(の結果吐き出されるHTML)を作ってきた経過があったので、一番最初は都合よく見つけたXHTMLテンプレートのサイトで標準のテンプレートを入手し、スキンの頭にくっつけてやりました。
そいで、これまた都合よくみつけた各種HTMLの文法チェックのできるサイトでHP版のアドレスで採点してみたところ、
「-450点、なんだそりゃ!」
あははははっ、見事に玉砕です。それでも画面上ではだいたいちゃんと表示されてるのが不思議です。IEをはじめ、ブラウザはけっこう曖昧なHTMLでも表示してくれるものなんですねぇ。
もっとも、あまりに酷い点数なのはどうか、とある程度許容できる範囲になるまでスキンを見直したり、各コーナー(に介在するスクリプトが吐き出す)タグの修正を行いました。HTMLとXHTMLのブロックエリアのサイズや余白の捉え方の違いに戸惑いつつ、それらもなんとか調整しなおしました。
現在、エラーも少なく、ちゃんと表示されているかと思います。もっとも、やったことが「調整」だけなので、見た目はほとんど変わっていませんけどね。
さらに、ぼちぼちと携帯用のスキンもXHTMLに修正作業中です。
aタグのtarget属性はやっぱり使いたかったので「Transitional」に逃げたPC用スキンとは違い、携帯用の「XHTML-Basic]」の方はよほど厳格で、少々手間取りそうです。
≪ 続きを隠す
|2008,12,09, Tuesday 10:42 PM | comments (0) | trackback (0) |